【アルバムレビュー】奥田民生「CAR SONGS OF THE YEARS」の感想・おすすめポイント

      2018/08/24




「車」ベストアルバム。

 

どうも!

奥田民生ファン歴26年のエフジューです。

今回はこちらのアルバムをご紹介します。

 

奥田民生

『CAR SONGS OF THE YEARS』

発売日:2001年1月11日

 

アマゾン評価 ★★★★★

5つ星のうち 4.6

 

収録曲

 01.ガソリンガタリン
 02.車カー
 03.トランスワールド
 04.And I Love Car
 05.イージュー★ライダー
 06.ルート2
 07.月を超えろ
 08.SUNNY
 09.サーキットの娘
 10.日曜日の娘
 11.2CARS
 12.ターボ意味無し
 13.あくまでドライブ(LIVE)

 

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アルバムの内容

タイトルの通り、「車」に関する曲を集めたベストアルバムになってます。

しかし、ベストというよりはコンピレーションアルバム、といった方が正確かもしれません。

 ・1曲目から4曲目までは新曲

 ・パフィーに提供した曲のセルフカバーが2曲(9、10)

 ・ユニコーンのセルフカバーが1曲(12)

 ・LIVEバージョンが1曲(13)

という感じで、既発音源は13曲中5曲のみ。

残り8曲は新しい音源となってます。(発売当時)

 

シングル曲は「イージュー★ライダー」「月を超えろ」の2曲を収録。

(どちらもオリジナルアルバムには未収録)

 

「ベストアルバム」へのアンチテーゼ

この当時、いろんなアーティストのベストアルバムがガンガンリリースされていて、「とりあえずベスト出しとけば売れるぞ! 出せ出せー! 売れ売れー!」みたいな状況でした。

そんな中で奥田民生がリリースしたのは、王道のベストではなく、こんなひねくれた内容。笑

彼なりの当時の音楽シーンへのアンチテーゼともいえるアルバムですね。

 

※ 各曲の再生ボタンをクリックで試聴できます。試聴は無料です。

1.ガソリンガタリン

ガソリンガタリン
奥田 民生
¥250

新曲。

バンドのグルーブ感に徹底的にこだわったサウンドが、めっちゃ気持ちいい。

当時一緒にバンドをやってたギタリストが、この曲異常に好きだったなあ。

隠れた名曲です。

 

 

2.車カー

車カー
奥田 民生
¥250

新曲。

こちらも1曲目同様、バンドのグルーブ感を全面に出しているサウンドが気持ちいい。

 

3.トランスワールド

トランスワールド
奥田 民生
¥250

新曲。

歌詞の世界観は「トロフィー」の続編とも言える。

循環コードで延々と繰り返したたみかけるサビの中で、突然挟まれる「C7」がナイス。

 

4.And I Love Car

And I Love Car
奥田 民生
¥250

新曲。

シングルカットはしてないが、当時の歌番組ではこれが歌われた。

「なんだこの短い曲は?」と思いきや、別にTVサイズにカットされたわけではなく、実際に1分30秒しかない。笑

タイトルはビートルズ「And I Love Her」が元ネタ。

 

And I Love Her
ビートルズ
¥250

 

5.イージュー★ライダー

イージュー★ライダー
奥田 民生
¥250

代表曲。

アルバム収録は当時としては初。

(「股旅」には別バージョンが収録された)

 

6.ルート2

ルート2
奥田 民生
¥250

アルバム「29」収録。

イントロにカウントが追加されており、正確には別バージョンとなる。

 

7.月を超えろ

月を超えろ
奥田 民生
¥250

シングル曲。

こちらもアルバム収録は当時初。

ニール・ヤング風のギターがグー。

 

8.SUNNY

SUNNY
奥田 民生
¥250

アルバム「30」収録。(ボーナストラック)

歌詞の内容は車は全く関係ないが、「日産、サニー」からこじつけで収録されたという。

 

9.サーキットの娘

サーキットの娘
奥田 民生
¥250

パフィーに提供した曲のセルフカバー。

完全に別モノになっている。

しかも同じキーで歌うという暴挙。笑

 

↓ 聴き比べてみよう!

サーキットの娘
PUFFY
¥250

 

 

10.日曜日の娘

日曜日の娘
奥田 民生
¥250

こちらもパフィーのセルフカバー。

こっちは「サーキット~」ほど無茶なアレンジはしていない。笑

 

↓ 聴き比べてみよう!

日曜日の娘
PUFFY
¥250

 

 

11.2CARS

2 CARS
井上陽水奥田民生
¥250

「井上陽水奥田民生」のアルバム「ショッピング」収録。

「雨のドライブ」というテーマは「トランスワールド」と共通しているが、こっちの方がポップ寄り。

たたみかける6連符のリズムと伸びやかな民生のボーカルの絡みが心地よい。

 

12.ターボ意味無し

ターボ意味無し
奥田 民生
¥250

ユニコーンのセルフカバー。

アコギのみのこちらのバージョンも味があるが、原曲の作り込まれたサウンドの方がやっぱ好きかな。

 

↓ 聴き比べてみよう!

ターボ意味無し
ユニコーン
¥250

 

13.あくまでドライブ(LIVE)

あくまでドライブ (LIVE)
奥田 民生
¥250

アルバム「股旅」収録曲のライブバージョン。

当時の民生バンド(GOZ)の演奏力の高さが良ーくわかる1曲。

 

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まとめ

というわけで、寄せ集め(失礼)にしては結構まとまっているから不思議。

普通、車をテーマにしたり、ドライブをテーマにした曲って、「スピード感があってノリノリな曲」ってイメージがあると思うんですけど、この人には当てはまりません。笑

のんべんだらりん。ザ・マイペ-ス。

ドライブのお供に聞くと、安全運転になると思います。笑

 

 

 

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