
昔、ジュディマリが歌ってました。
「ハードルは低くしておくものよ。覚えててね」
「何をやっても続かない」
「やる気が出ても三日坊主で終わってしまう」
そんな悩みを抱える人におすすめなのが、吉井雅之さんの著書『習慣が10割』です。
本書は、「人生は才能や性格ではなく、毎日の習慣で決まる」という考え方を軸に、誰でも無理なく習慣を身につける方法を解説しています。
この記事では、『習慣が10割』の内容をわかりやすく要約するとともに、本書から学べる習慣化のコツやおすすめポイントを詳しく紹介します。
『習慣が10割』とはどんな本?
『習慣が10割』は、習慣形成の専門家である吉井雅之さんが、のべ5万人を指導してきた経験をもとにまとめた一冊です。
タイトルの通り、本書のメッセージは非常にシンプルです。
人生の結果は習慣で決まる。
成功している人は特別な才能があるわけではなく、「成功する行動」を毎日当たり前のように続けています。
逆に失敗する人も、「失敗につながる習慣」を無意識に繰り返しています。
つまり、今の自分は過去の習慣の積み重ねた結果です。
人生を変えたいなら、習慣を変えることが最優先なのです。
この本がおすすめな人
『習慣が10割』は、次のような人におすすめです。
- 三日坊主を卒業したい人
- ダイエットが続かない人
- 勉強を継続したい人
- 読書習慣を身につけたい人
- 自己成長したい人
特に、「やる気がないから続かない」と思っている人ほど、本書を読むことで考え方が大きく変わるでしょう。
『習慣が10割』の4つのポイント
本書のポイントを要約すると、以下の4点となります。
✓ 本書のポイント
- 習慣が人生の全てを決めている
- 楽しいことしか続かない
- ハードルは低くしておくものよ
- 脳をだませ
要約① 習慣が人生の全てを決めている
習慣とは、「潜在意識への刷り込みによって起こる無意識の反応」です。
これはつまり、「自分では意識せずに何気なくやってしまうこと」のこと。
「今日は歯磨きをしなくては!」と意識しなくても、気がついたら歯を磨いてますよね?
他にも、私たちは一日のほとんどを「無意識」で過ごしています。
- 朝起きる時間
- 通勤方法
- スマホを見るタイミング
- 食事
- 仕事の進め方
これらの多くは習慣です。
つまり現在の自分は、過去の習慣を積み重ねてきた結果にすぎません。
だから未来を変えたいなら、今日の習慣を少しずつ変えるしかありません。
本書では、
行動を変えれば人生が変わるのではない。
習慣を変えるから人生が変わる。
という考え方が繰り返し語られています。
要約②楽しいことしか続かない
習慣を身につけるためには、脳の「好き・嫌い」という判断をうまく利用することが大切です。
人間の脳は、好きなものや心地よいものには自然と近づいていき、嫌いなものや苦痛を感じるものからは遠ざかろうとします。
人間は、苦痛や我慢をともなう行動を長期間続けることが得意ではありません。
「毎日1時間勉強しなければならない」
「毎日5km走らなければならない」
「甘いものを絶対に食べてはいけない」
このように「やらなければならない」という義務感だけで習慣をつくろうとすると、最初は頑張れても、次第に苦しくなってしまいます。
一方で、「楽しい」「面白い」「もっとやりたい」と感じる行動は、努力しなくても自然と続きます。
例えば、読書を習慣にしたいなら、難しい自己啓発書を無理に読む必要はありません。
自分が興味を持てる小説や漫画、好きなテーマの本から始めればいいのです。
運動も同じです。
「健康のために毎日ランニングをする」と決めても、走ることが苦痛なら長続きしません。
それよりも、好きな音楽を聴きながらウォーキングをしたり、友人とスポーツを楽しんだりするほうが、自然に継続できます。
「これは正しいことだから、頑張って続けなければ!」
と義務感で取り組むより、
「これをすると楽しいから、自然と続けたくなる」
という状態をつくることが大切です。
では、どうすれば楽しくなるのか?
そこでポイントになるのが、「ワクワクする未来を思い描くこと」です。
「この習慣を続けたら、どんな自分になれるだろう?」
と考えてみましょう。
毎日読書を続けた結果、知識が増えて仕事で活躍している自分。運動を続けた結果、健康で軽やかに動ける自分。勉強を続けた結果、目標を達成している自分。
そんな未来を具体的にイメージすると、「やらなければならない」という義務感ではなく、「その未来に近づきたい」というワクワクした気持ちが生まれます。
すると、習慣への取り組み方も変わります。
正しいから続けるのではなく、楽しいから続ける。
楽しい → やりたくなる → 繰り返す → 習慣になる
この流れをつくることが、無理なく習慣を続けるためのポイントです。
習慣は、苦しい努力を積み重ねるものではありません。自分が楽しめる形に変えることで、自然と続いていくものなのです。
要約③ ハードルは低くしておくものよ
習慣を続けるためには、「ハードルをできるだけ下げること」が大切です。
「毎日1時間勉強する」「毎日5km走る」「毎日30ページ本を読む」など、最初から大きな目標を設定すると、始めること自体が面倒になってしまいます。
習慣化で重要なのは、「これなら絶対にできる」と思えるくらいまで行動のハードルを下げることです。
たとえば、読書を習慣にしたいなら、「毎日30分読む」ではなく、まずは「本を1ページ読む」から始める。
運動なら、「毎日5km走る」ではなく、「運動着に着替える」「外に出て5分歩く」でもいいのです。
ポイントは、頑張らないとできない行動ではなく、頑張らなくてもできる行動にすることです。
ハードルを下げると、「やらなければ」という心理的な負担が小さくなります。そして、一度始めてしまえば、そのまま続けられることもあります。
さらに大切なのは、「できた」という経験を積み重ねることです。
小さな行動でも「今日もできた」と感じることで、自信が生まれます。
「自分は続けられる」という感覚が積み重なると、少しずつ行動の量を増やしていくことができます。
最初から完璧を目指す必要はありません。
「こんなに簡単でいいの?」と思うくらいまでハードルを下げる。
そして、「できた」を毎日積み重ねる。そうすると、楽しくなります。
「できた」 → 楽しい → やりたくなる → 繰り返す → 習慣になる
習慣化のコツは、大きな努力を一気にすることではなく、小さな行動を始めやすくすることなのです。
要約④脳をだませ
脳はプラスの問いかけをすればプラスの回答を、マイナスの問いかけをすればマイナスの回答をするようになっています。
この脳の性質を利用して、「脳をうまくだませば」いいのです。
何か新しいことを始めようとして、
「なぜ自分はいつもできないんだろう?」
と脳に問いかけると、脳はその質問に答えようとして、
「時間がないから」
「自分には才能がないから」
「忙しいから」
「意志が弱いから」
といった、できない理由を次々と探し始めます。
一方で、質問を変えて、
「どうすればできるのだろう?」
と問いかけてみると、脳は今度はできる方法を探し始めます。
「まず5分だけやってみよう」
「朝の時間を使えばできる」
「もっと簡単な方法から始めよう」
「誰かに協力してもらおう」
というように、具体的な解決策が見つかりやすくなるのです。
つまり、同じ状況でも、脳にどんな質問をするかによって、意識が向かう方向が変わります。
「なぜできないのか?」と考えれば、できない理由が見つかります。
「どうすればできるのか?」と考えれば、できる方法が見つかります。
そのために、脳への質問を変えてみましょう。
「自分には無理」と決めつけるのではなく、「どうすればできる?」と問いかける。
この小さな思考の変化が、行動を変え、やがて新しい習慣をつくっていくのです。
まとめ|人生を変えるのは今日の小さな習慣
✓ 本書のポイント
- 習慣が人生の全てを決めている
- 楽しいことしか続かない
- ハードルは低くしておくものよ
- 脳をだませ
『習慣が10割』は、「人生を変えたいなら、まず習慣を変えよう」というシンプルながら本質的なメッセージを伝えてくれる本です。
もしあなたが「続けること」に悩んでいるなら、本書はその悩みを解決する大きなヒントになるでしょう。
まずは完璧を目指すのではなく、「絶対に続けられる小さな習慣」を一つ決めてみてください。その小さな行動こそが、理想の人生への第一歩になります。

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