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【アルバムレビュー】奥田民生 初期の名盤「30」は名曲ぞろい。ポップな曲が好きな人におすすめです。

アルバムジャケットのパロディーが

問題になって発売が延期になった1枚。

 

どうも!

奥田民生ファン歴34年のエフジューです。

今回はこちらのアルバムをご紹介します。

 

奥田民生

『30』

発売日:1995年12月1日

 

 

収録曲

01.人間2
02.103
03.トリコになりました
04.コーヒー
05.たばこのみ
06.HEY!MOUTAIN
07.つくば山
08.人の息子
09.MADONNA de R.
10.悩んで学んで
11.厳しいので有る
12.SUNNY

 

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奥田民生の初期の名盤

ソロ2枚目のアルバム。

シングル「コーヒー」「悩んで学んで」を収録。

アルバムタイトルは当時の奥田民生の年齢そのまま。

 

前作の「29」がとにかく暗いアルバムだったので。

ユニコーンの時のあの明るさは一体どこへ?

Far Away?

と思ってたら、この「30」で明るさが戻ってきた!

キャッホー!

そんなアルバムです。

 

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たぶん一番ポップなアルバムだと思う。

とにかくメロディーがいい!

たぶん民生ソロのアルバムの中で一番ポップ。

 

ユニコーンの芸風もちょっと残ってて、

でも同時にソロとしての方向性も探ってる感じ。

 

いわゆる捨て曲もないし。

最初から最後までスルーっと聴けます。

 

……でも「股旅」の方が好きかなあ。

んで、「30」はその次に好きやで!

 

1.人間2

ソロになって最初のツアー「29-30」でも1曲目に演奏されたが、実はツアー中はまだ音源がリリースされていなかった。

大事なソロ最初のツアーの1曲目にまっさらな新曲を持ってくるかい?フツー?

その度胸に脱帽。

「ギターリフを弾きながら歌う」ってのはなんてカッコいいんだ!と思わせてくれる曲。

 

2.103

8ビートのロックンロール。

歌詞のほとんどが「ペー♪ペー♪」で構成されているが、この「ペー♪」の数が103回なのでそのままタイトルになった。

スタッフは父さんの日常を歌った「トーサン」だと思っていたが、違ったらしい。

また、最初は数え間違いをしていて、「105」だったとか。

NHKの歌番組のエンディングテーマとしても使われた。

 

3.トリコになりました

元々は「ハニー」というタイトルだったが、なぜが変更になった。

ユニコーンの「あやかりたい’65」を彷彿とさせる2コード展開がナイス。

歌詞が絶妙にエロい。

間奏の転調とか、はみ出すベースとか、聴きどころ満載。

 

4.コーヒー

3rdシングル。

元ジェリーフィッシュのアンディスターマーとの共作。

サビはアンディが作ったらしい。

 

Aメロの2回目が1小節多いとか、

2コーラス目ではBメロをすっとばしてサビに行くとか、

間奏明けはサビがないとか、など曲の構成もすばらしー。

 

タミオ本人も「この曲は結構気に入ってる」と当時のインタビューで語ってました。

 

5.たばこのみ

今発表したら問題になりそうな曲。

タバコのタイアップを狙ったらしい。

ディストーションギターとリバーブの効いたボーカルとの絡みが心地よい。

後に「たばこのうた 作るのはOT」と「E」の中で歌ってたりする。

 

6.Hey! Moutain

アンディとの共作で、オールド・ジャズ風のポップ・ナンバー。

ファルセットによる「ウフフ~」や「やっちゃったのね~」などのバック・コーラスも聴きどころ。

タイトルは「つくば山」と並んで収録するから、山にしたらしい。

 

7.つくば山

のんびりした曲調と呑気な歌詞がまさに奥田民生ワールド。

間奏のテンポチェンジ展開がユニコーンっぽい。

サビのコード進行とメロディがまた絶妙。

 

8.人の息子

「29」収録の「息子」の続編的位置づけ。

進研ゼミのCMタイアップ曲として作られたが、

「手を抜け 気を抜くな」

「せっかくの人生だ 死ぬまで生きれる」

という民生節全開の応援ソング。

 

あげくは

「だいたいこんなことをなんで私が言ってるの」

「しかし頼まれたから言わせてもらうよ」

というネタバレを高らかに歌い上げるのが奥田民生らしい。

 

9.MADONNA de R.

どこかGSっぽいサウンドの佳曲。

歌詞の世界観は後の「恋のかけら」と共通するものを感じる。

Bメロのメロディーラインが絶妙で気持ちいい。

シングル曲でもないのにNHKの歌番組で歌われた事がある。

(この曲と「103」の2曲。しかもフルコーラス。いい時代だったなあ)

 

10.悩んで学んで

シングル曲で、こちらもアンディとの共作。

ハードロックな曲調と和風メロのギターリフが印象的。

本人いわく「レッドツェッペリンと演歌の融合を試みた」との事。

 

11.厳しいので有る

アンディとの共作。

作曲家の苦悩をめずらしく真面目に歌っており、タミオのキャリアの中でもかなり異質な1曲。

突然シャッフルになる大サビの展開とか、貴重なファルセットとか、聴きどころ満載。

 

12.SUNNY

ボビー・ヘブのカバー曲。

11曲目が終わった後、9分55秒間の無音を経て始まる、ボーナストラック的位置づけ。

遊び心満載のアレンジとレコーディングミックスが奥田民生らしい。

 

アルバム「30」全曲演奏したライブDVD

2025年、CD収録曲順通りにライブで再現する企画「名盤ライブ」でアルバム「30」を全曲演奏してます。

実に30年の時を経て、蘇る名曲の数々!

あのころの若さと勢いはなくなってますが、代わりに円熟された味のある演奏が展開されていきます。

また、バンドメンバーはソロ初期の「GOZ」メンバー。

古田たかし(Drums)、根岸孝旨(Bass)、長田進(Guitar)、斎藤有太(Keyboards)

これだけで当時からのファンはちょっとたまらないものがありますね。

 

<収録曲>

01. 人間2
02. 103
03. トリコになりました
04. コーヒー
05. たばこのみ
06. Hey! Mountain
07. つくば山
08. 人の息子
09. MADONNA de R.
10. 悩んで学んで
11. 厳しいので有る
12. SUNNY

[アンコール]

En-1. 怒りの別件
En-2. 哀愁の金曜日
En-3. 荒野を行く
En-4. 細胞
En-5. みんな元気
En-6. それはなにかとたずねたら
En-7. ツアーメン

[ダブルアンコール]

女になりたい

 

アルバム「30」の頃のライブDVD

 

1995年、ソロになって最初のツアー「29-30」のライブ映像。当時奥田民生29才。

演奏している曲はアルバム「29」「30」からがメイン。他にもキョンキョンに提供した「月ひとしずく」のセルフカバーも演っている。

「作品発表の場にしたかった」と本人が語ってる通り、基本的に派手な演出はなく、1曲1曲を披露していくというスタンス。

しかしその演奏のクオリティは非常に高く、特にタミオのボーカルは神がかっている。今のような図太い声ではなく、まだちょっと若い艶のある声がめちゃくちゃセクシー。高音の伸びと声量も尋常じゃなく、「コーヒー」の大サビは一見の価値あり、です。

「なんなんだ! この人は! CDよりもうまいじゃねーか!」

と、すさまじい衝撃を受けました。

発売当時ギターを始めたばかりだった私は、このライブビデオ(当時はVHS)をひたすらリピートしてコピーしまくってました。あまりに見過ぎたためにテープが劣化して絡まって、もう1本買い直したのはいい思い出です。笑

 

<収録曲>

01.人間2
02.ルート2
03.愛する人よ
04.103
05.トリコになりました
06.人間
07.眠りの海のダイバー(Wake Me Up)
08.これは歌だ
09.たばこのみ
10.674
11.月ひとしずく
12.女になりたい
13.コーヒー
14.息子
15.ハネムーン
16.愛のために
17.人の息子
18.奥田民生愛のテーマ
19.つくば山
20.BEEF

 

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