「夢をかなえるゾウ」を読んでも夢はかなわないゾウ?
2018/06/26
自己啓発本「夢をかなえるゾウ」
この本、めちゃめちゃ売れて、続編の2と3も出たんですよね。シリーズ合計で170万部売れたそうです。すごいですよね。
でも、ちょっとおかしくないですか? 「夢をかなえるゾウ」の1がめちゃくちゃ売れたって事は、読んだ人がいっぱいいたわけですよね。
その人たちの夢がかなってたら、2と3はいらないはず。
なんで2と3が出るんでしょうか? 結局夢がかなってないから、続編が出てるんじゃないでしょうか?
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読むだけじゃ、かなわないゾウ
別に「夢をかなえるゾウ」がダメな本ってわけではないです。ファンタジー小説風にしててすごく読みやすいし、夢をかなえるための方法もちゃんと書いてあります。
じゃあ、多くの人が夢がかなわないのは、どうして?
それは、「読んだだけ」だからです。 自己啓発本って、読んでるときはすげーやる気がでてくるじゃないですか。「よーし! この方法でがんばるゾウ!」って、なりますよね。
でも、実際にがんばる人はちょっとしかいない、って事です。もしくはちょっとだけやってみて、すぐやめちゃう。 だからかなわないんです。「読んだだけ」だから。
インプットとアウトプット
・インプット=本を読む
・アウトプット=実際に行動する
多くの人は、こういう本を「読む事だけ」がんばるんですよね。インプットだけ、がんばっちゃう。
でも、実際に行動しない、つまりアウトプットをしないから、何にも変わらないわけです。
じゃあ、なんでみんなアウトプットするのが苦手なんでしょうか?
日本の教育のせいだゾウ
カンタンにいうと「学校教育のせい」です。
「あらかじめ決められた答え」をいかに早く答えられるか、って教育じゃないですか。
でも、実際に社会に出て生きていくと、「答えのない事に自分なりの答えを出していく」事の連続だったりしますよね。
そりゃーできないですよ。だってそういう練習をしてないんだもの。
特にサラリーマンとかやってると、社会にでてからも「上から言われた事やってりゃOK症候群」という救えない病にかかりますからね。
私もサラリーマン経験あるんでわかりますけど、思考停止がハンパないですからねー。 しかも周りがそういう人ばかりだから、自分もそれでいいか、になっちゃう。
アウトプット人間になる方法
だって、そういう教育を受けてきたんだから、もういまさらどうしようもないじゃん。と思われたかもしれません。
そうです。どうしようもないです。
……過去の事は。
今から変えればいいんです。 インプット人間からアウトプット人間に変身すればいいんです。
でも、そんなカンタンになれたら苦労はしないですよね。
それでは、変身するためのポイントをご紹介します。
1.やめる事を決める
一日は24時間しかありません。その中であれもこれもやろうとしてもムリです。
まずはやらなくてもいいことを、思い切ってやめちゃいましょう!
コップ一杯に水が入ってる状態では、それ以上水は入らないですよね?
例えば、日々忙しくて時間が足りないんだったら、時短アイテムを使うのも一つの手です。 掃除機をルンバにするとか、食洗器を使うとか、そういう事ですね。
ちょっと初期投資は必要ですが、確実に時間に余裕は生まれますよ。
2.小さい事をやる
「よーし! やるぞー!」と意気込んで、大抵の人は何かデカイ事をやろうとします。 でも、それってハードルめちゃめちゃ高いですよね。で、結局乗り越えられずにやめちゃう。
ハードルは超低く設定しましょう。
例えば、ちょっと掃除でもやるかー。と思ってやり始めたら「あれ、ここも気になる、あそこも気になる」って、ふと気づくと2時間くらい掃除してたって経験、ないですか?
人間はやり始めるのはすごくエネルギーを使うけど、動きだしたら今度は動き続けようとします。
自転車みたいなものですね。ペダルを最初にこぎだすのが一番力が必要で、その後はスイスイーといきますよね。
そして、クリアした達成感が得られると、その快感をまた得ようとして、次の課題をクリアしようとします。
そういう好循環が生まれていきます。
小さい事からはじめましょう。
3.インプットとアウトプットの量を同じにする
本当は、インプットしたことを全部アウトプットするのがいいんですけど、多くの人は、どうしてもインプットの量が多くなりがちです。
そういう場合は、インプットの量を減らすのもアリですね。
理想はインプットとアウトプットの量を同じにすることです。
例えば「1時間勉強したら、勉強したことをすぐに実際に1時間やってみる」
これを意識するだけで全然違ってきますよ。
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まとめ
夢をかなえるゾウを
「読んだだけ」ではかなわないゾウ。
インプットよりも
「アウトプット」をするんだゾウ。
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